.jpg - 海外で評価される邦画

海外で評価される邦画の種類は、大まかに分けると「日本的な映画」と「アニメ映画」の2系統にわかれます。

日本的な映画

1 - 海外で評価される邦画

日本的な映画という曖昧な表現は、それ以外で表しようのないものでもあります。たとえば黒澤明の「七人の侍」は、まさに日本の歴史、文化に根差したストーリーなので、日本的という言葉が分かりやすく使用できる映画です。しかし、北野武の「HANA-BI」は、その独特の間や雰囲気が日本的とされ、海外で評価された映画です。どちらも同じ日本的と評されながら、実際にそこには大きな違いがあります。つまり、かなり漠然としたものとして、この日本的という言葉は存在するわけです。それでも、日本的という海外の映画好きを惹きつける要素は、これからも日本映画の魅力の主要素とされ続けることでしょう。

アニメ映画

2 - 海外で評価される邦画

アニメや漫画は、もはや日本文化の中核を成すものといえます。それだけに日本のアニメ映画は、海外からの評価が非常に高く、しかもその評価はストーリーの面から映像表現の面まで様々です。たとえば宮崎駿の映画は、そのストーリーの評価が高く、逆に大友克洋の「AKIRA」は、その映像表現や世界観が評価されました。それだけ幅広い魅力を日本のアニメ映画は備えているということなのです。